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バレーパーキングシステムズ株式会社
代表取締役社長 村山 陽

美味しい食事や素敵な部屋、楽しい買い物、非日常に酔いしれた至福の時。しかし、帰路、暗く遠い駐車区画の車を探す内に、荷物は段々重くなり、じわじわと汗をかき、徐々に気分は日常に戻って行きます。

幸せ気分のままセルモーターを回して、ご自宅まで気持ち良く安全にお帰り頂きたい!

「バレーパーキング」という言葉がまだ一般的ではなかった2000年、複合商業施設にバレーパーキング専用駐車場を導入する為、当社を設立致しました。

デパート、ホテル、複合商業施設、高級オフィスビル、レジデンス等、クライアントの業態と施設コンセプトにより、提案させて頂くバレーサービス®の内容は異なります。しかし、お車で来館されるゲストとのお迎え(ファーストコンタクト)と、お見送り(ラストコンタクト)を当社のバレーアテンダントが担わせて頂くことは、全ての現場で共通です。この瞬間に私共の責任とやりがいがあります。

バレーサービスを簡単に説明する時、「車庫入れ代行」という表現を使います。実際に多くの同様のサービスは車庫入れ代行の域にあるように見えます。しかし当社の「valet parking」では、車庫入れ代行部分はサービスのほんの一部と考えます。誘導・案内・接客・車両取扱い等、トータルのクオリティがもたらす安心感と居心地こそがバレーサービスなのだと定義しています。当社が「提案型」のバレーパーキング運営請負にこだわる理由は、クライアントにとって当社の業務が駐車場管理(管理費)ではなく、営業行為(営業費用)であると捉えて頂きたいとの考えからです。バレーパーキングとセルフパーキング、コンシェルジェを統合的に請負い、集客に寄与出来るのであれば、営業費用としてご納得頂けるであろうと考えます。

バレーサービスのライバルは、他の商業施設のバレーサービスです。競合する商業施設がある場合、建物・商品・企画サービスの総合的な魅力が拮抗し、ゲストがどちらに行こうか迷われる時があります。その場合、ゲストの足は自然に利用しやすい駐車場、感じの良い駐車場へ向くのではないでしょうか?そんな時、当社が運営させて頂く駐車場へハンドルを切って頂くことが現場チームの目標です。

来場目的のショップ・映画館・レストラン・客室等を「主」(主役)とすれば、エントランスと駐車場は「従」であり、あくまで黒子です。しかし、バレーアテンダントは時には黒子から一歩踏み出すことが求められると考えます。バレーパーキングが集客を競うライバルは、商業施設内の「主」たる各サービスであり、それに従事するキャストです。脇役が主役の前に出ようとしている訳ではありません。第一印象と、最終評価が決まる瞬間の役割なのです。私たちは、車両で来場されるお客様の前面に立ち、お預かりするお車はすべて大切な「宝物」とみなします。年式や大きさ、市場価格を問わず、個々のお客様にとって思い出の塊であり、唯一無二の存在です。安心してお預け頂ける「valet parking」を構築、進化し続ける為の源泉は、発注者と顧客に対する強い「感謝力」と素直な「車好き」の心だと思います。好きこそものの上手なり、「valet parking」でお待ちしています。